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息子先生

 数日前、息子(5歳。左膝に絆創膏。)と二人で入院中のおばあちゃんのところへ行った時のこと。息子は病室へ着くとまず、棚からおやつを探り出すのがお約束。検査や痛いリハビリで疲れているおばあちゃんのことを見舞いに来たことなどすっかり忘れ、食べる食べる。「食べていい?」→食べる→完食→「まだお腹空くな~あ」を延々繰り返す息子に、母は何度「食べ過ぎでしょ!」と言ったことか。お菓子が底をついたとわかった途端、息子はご機嫌斜めになり「お腹空いたー!」と一人シュプレヒコール。結局おばあちゃんから「売店までプリン買ってきて」と助け舟が出て、親子駆け足で売店へ。晴れて腹の虫がおさまった息子。もぞもぞとベッドにのぼり、手に体温計を取っておばあちゃんの脇の下へ入れようとするので、「お熱をはかるんですか?」と尋ねたら、息子はコクリとうなづきました。いつも唐突に閃くままに物事を始める息子は、さっきまで空腹を訴えていた騒々しさから一転、沈黙し、息子先生の診察(ごっこ)が始まっていました。検温の間に、息子先生はおばあちゃんの傷口をそっと撫でて触診。「先生どうですか?」と尋ねると、「だいじょうぶでした。」と一言。そしてメモ帳とボールペンを看護士(=母)に手渡し「書いといて」。先生の指示通り「だいじょうぶでした。」と記録する看護士。検温が終わると、おばあちゃんから指導された脈の測り方に従って、神妙な顔つきで計測。診察結果は、以下の通りでした。

 ねつ:だいじょうぶでした。
 からだ:だいじょうぶでした。
 みゃく:だいじょうぶでした。

 お見舞いに来た時、リハビリ疲れで青白い顔になって横たわっていたおばあちゃんだったのに、息子先生の診察後、晴れやかな表情になって、「来なくていいよ」と言ったのに広い病院の玄関近くまで見送りに来てくれました。おやつをたらふく食して満足し、おばあちゃんに喜ばれてまた満足。息子は得意げな顔でおばあちゃんに手を振って、帰路についたのでした。



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nakka

Author:nakka
ご訪問ありがとうございます。

一児の母をしながら、主婦・絵描き・カラーセラピーをしていこうと手探りしながらやってみましたが、心の病気になり、お休みしています。唯一主婦業はペースに気をつけながらやっているところです。

直感的に色を選んで描く色遊びを「天使のらくがき」と名付け、それをウェブ上に載せる目的で始めたブログでしたが、今は、日々の出来事や、思ったり、考えたり、感じたりしたことなどを綴っています。方向性が定まらず、気の向くままなところが「らくがき」みたい、ということで、のんびり続けていけたらと思います。


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■英国オーラソーマ社認定 レベル3プラクティショナー
■色彩学校「絵の読み解き認定」2級

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