数日前には、ぴぃ~ぷぅ~と木枯らしのような風の音も聞こえてきました。今年もまた、冬が近づいてきています。四季が無事やってくること。誠にありがたい。そんな季節に「脱ぐ」ってタイトル。肌を露にする季節は既に過ぎ去り、さあて何を着込もうかと思うのが自然な時期なわけですが。
仕事であれ、学校であれ、家庭であれ、畑であれ、現場であれ、いつもの場所で同じようなことをしていると、自分の立場や役割、責務などに「縛られてる」って感じる。そんなこと、ありますか?ありませんか?
例えば。実際に身体を使って、ずーっと同じポーズをしてみる。すると、バランスが取りづらかったり、窮屈だったりが、すぐにハッキリとわかる。だけど、心や意識は、形がないから、わかりづらいんですよね。気付いてないのをいいことに、思考や意識もずーっと同じことを続けていると、しんどくなったり、突然どさっと崩れたり。無意識のままいると、麻痺してしまって、何がなんだかわからないまま…ということもあったりするわけです。心は、手に取ることも見ることもできないけれど、わたしの一部だから、身体で起こることと同じことが起こる。そういうもののようだと思ったりしています。
身体が衣服を着替えたり、お風呂に入ったりすると、すっきりしたり、気分が良くなったりするわけだけど、心も、何か余計なものを着込んでいないかな?同じ格好ばかりしててコリがあったりしないかな?など、感じてみて、気がついたときにはケアする。それによって、新しい力がみなぎるんだと思います。心をハダカにして、入浴させてあげるようなこと。何かしてますか?
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